
2024年3月18日、埼玉県南中部でPM2.5が一時基準値を超える高濃度を検出したというニュースが流れました。
健康への影響が懸念されるため、対象地域では不要不急の外出や、激しい運動は控えるようにとの注意喚起が行われる事態となりました。
下記ニュースの引用です。
埼玉新聞 HPより
アトピー・酒さ持ちの私は、PM2.5が肌に悪影響を与えるのではないかと心配になり、調べることにしました。
PM2.5って何?
そもそもPM2.5って何でしょう。
PM2.5(微粒子状物質)とは
大気汚染物質で、大きさが2.5μm以下の粒子物質である。
非常に小さい粒子のため、気管支や肺の奥深くに入り込んでしまい、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系・循環器系に影響を及ぼす場合がある。
要するに非常に細かい粒子でかつ汚染物質です。
発生源は、工場の焼却炉ばい煙や自動車などから発生します。
健康への影響は?
PM2.5への健康被害の主な症状はこれらです。
・気管支炎やぜんそくなどの呼吸器系疾患
・心筋梗塞などの心疾患
・肺がん
・皮膚疾患
・鼻水や目のかゆみなどのアレルギー
呼吸器系疾患やがんなど、恐ろしいです。
ですが、私が今気になるのは皮膚疾患です。
PM2.5による皮膚疾患とは?
なぜPM2.5による皮膚疾患が起きる理屈は、
微粒子が皮膚に付着することで、肌荒れやかゆみを起こす。
とても細かい粒子が毛穴に入ったりすることで肌荒れを起こしてしまうようです。
私は上記の警告が出た地域ではないですが、その時顔のかゆみが久しぶりに出たな~と思っていたら、PM2.5がそれなりに高い場所だったので、もしかしたらPM2.5が原因だったのかなと思いました。
酒さで刺激に弱い私には、天敵です。。。
PM2.5の対策
PM2.5は大気中に存在するのでどう対策すればよいものかと思い、調べてみました。
下記環境省が公開しているPM2.5の健康影響と対策の資料です。
産業医科大学 呼吸器内科学
迎 寛
環境省HPより
個人でできる予防に関してはこのように記載されていました。
①まずは、自分にあった基準を知る!特に呼吸器系や循環器系の
持病のある方(持病のコントロールをしておく)
②居住地のPM2.5濃度をチェックする。
③環境省暫定基準やAQIを毎日参考に行動。
*基準値を超えた時は、長時間の外出や運動を控える等。
④マスクを使用して外出する。帰宅時の手洗い、うがいを励行。
⑤屋内においても暫定値を超えた時は、換気や窓の開閉は少なめに。
⑥空気清浄機の使用(PM2.5に対応したもの)。
⑦その他(曝露の時間・空間的な回避)
・非汚染地への旅行
・短期または長期の帰国
・通勤・通学手段の検討(曝露時間を短縮)
・定期健康診断(自分のベースの健康状態を把握する)
これを見ると、花粉を対策するのと変わらないですね。
マスクなどで、とにかく体にPM2.5を付着させない、吸い込まないようにするしかないようです。
私は、マスクをすると肌荒れしがちなので、どうしたものかと思いました。
PM2.5の現在の濃度を調べるサイトがあったので、そこで調べて高濃度の時はマスクをつけるようにすることにします。。
リンク:PM2.5濃度まとめサイト
大気汚染物質はアトピー悪化の要因になる!?
色々と調べていたら、恐ろしい情報にたどり着きました。
それは、大気汚染物質はアトピーの症状を引き起こすという研究結果です。
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構のホームページに掲載されていました。
リンクを下記に載せておきます
リンク:大気汚染物質がアトピー性皮膚炎の症状を引き起こすメカニズムを解明―痒みの制御をターゲットとした新規治療法開発の可能性―
専門的な内容で私の理解が及ばない部分が多いですが、痒みを引き起こし掻いてしまうことでバリア機能を破壊して、アトピーの症状につながるということだそうです。
私は、アトピーで一番つらいのが「かゆみ」だと思っているので、大気物質なので限界がありますが、PM2.5には注意して生活しようと思います。
アトピー・酒さの悪化因子となるものは極力避けていきましょう。
では。
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