ヒルドイドの代わりとなるヘパリン類似物質外用スプレー0.3%を酒さの私が使ってみた感想

私は大人になってアトピーが再発し、さらに酒さを発症してからも「ヒルドイドローション」を長く使用しています。

最近皮膚科に行ったときに、「ヒルドイド」の代わりとなる「ヘパリン類似性物質外用スプレー0.3%」を処方されました。

ヒルドイドのローションタイプとは違い、化粧水のように水のようなタイプで、スプレータイプで使いやすく、夏には使いやすいということで処方されました。

ヒルドイドは酒さに悪影響を及ぼす可能性があると言われています。

ですが、ヒルドイド以外のものを使うとすぐ乾燥して、乾燥による顔の赤みや肌荒れが起きてしまうため、酒さと診断された現在も使用しています。

皮膚科医には、過去に酒さに悪影響なのか聞いたところ、「治る場合もある」と言われました。

しばらくは、「ヒルドイド」とアトピー薬「コレクチム」を使用していましたが、「ヘパリン類似性物質外用スプレー0.3%」を処方されたので、どんな薬なのか、酒さの私が実際に使ってみた感想をまとめます。

左の写真が使ってみて数日経ってからの、朝撮った頬の写真です。

右が、3月中旬ごろ使用する前で赤みが酷かった時の写真です。

見比べてみると全然違いますね、、左の写真もまだ赤みはありますが、この記事を書きながら自分自身びっくりしています。

ヘパリン類似物質外用スプレー0.3%とは?

ヘパリン類似物質外用スプレー0.3%はジェネリック医薬品です。

ヒルドイドと比べて主成分と効果に変わりはなく、同じように使用できます。

ただ、スプレータイプなのでかなり使いやすいです。

下記ヘパリン類似物質外用スプレーの簡単な説明です。

【ヘパリン類似物質外用スプレー0.3%「日医工」】
製造会社:日医工株式会社
主成分:へパリン類似物質
主な効果:血行促進・皮膚保湿剤

主な副作用:皮膚炎、かゆみ、発赤、発疹、潮紅

下記、処方された際にもらった説明書です。

使い方は下記の通りです。

頻度:一日に1~数回適量を噴霧

量の目安:4回プッシュで大人の手のひら2つ分

仕様に注意が必要な人:出血しやすい方
           過去に医師から出血に注意するよう指導を受けたことがある方

使用中止の症状:皮脂の刺激感、かゆみ
        湿疹、かぶれ
        皮膚の赤らみ
        紫色の皮下出血

また、ヒルドイドに関しては別記事にて書いていますので、良ければ見てください。

記事:アトピー・酒さの顔の赤み対策で化粧水を試した

ヒルドイドとの比較

ヒルドイドとの比較ですが、ほとんど変わりはありません。

主成分のヘパリン類似物質の1g当たりの含有量も同じなので、ちゃんと保湿成分が入っています。

変わる部分は液体の性状になります。

ヒルドイドは白いどろっとした液体ですが、ヘパリン類似物質外用スプレーは水っぽくさらっとした液体になります。
水っぽいおかげでスプレータイプで製造できているんだと思います。

その他、効果や副作用にも記載内容に変わりはありませんでしたので、液体の性状が肌に合うか合わないかで判断するといいと思います。

下記添付文書のリンクを張りましたので気になる方は見てみるといいと思います。

添付文書:ヘパリン類似物質外用スプレー0.3%「日医工」

添付文書:ヒルドイド

実際に使ってみた感想

実際に使用してみましたが、正直な感想としては今のところ「かなり良さそう」です。


水っぽい液体でさっぱりしているので、塗った後も保湿されている感はあまりなく、乾燥するかなと思っていましたが全然そんなことありませんでした。


ヒルドイドはドロッとした液体なので、塗った後少しべたつき感がありますが、ヘパリン類似物質外用スプレーはべたつき感もありません


ヒルドイドと変わらずしっかりと保湿力があって、朝と夜につけるだけで乾燥せずに済んでいます。


私は、過去に色々な薬や化粧品を試しては失敗し、肌がぽろぽろ剥がれ落ちて乾燥の肌荒れからアトピーまで悪化し酷い状態になったことがあります。


ヒルドイドでやっと肌環境が少し落ち着いたので、ヒルドイド以外のものを使用するのにかなり恐怖感がありましたが安心しました。


主成分は同じなので大丈夫だろうとは思っていたのですが、少し塗り忘れたり少しの生活環境の変化で一気に肌荒れする敏感肌なので、液体の性状が変わるだけでも不安でした。


ですが、ヒルドイドは酒さを悪化因子になる可能性が指摘されているので、これに関しては成分が同じヘパリン類似物質外用スプレーも同様でしょう。。。


ですが、夏に向けてべたつき感が無くヒルドイドと同じ効果を得られるのであれば、かなり良い薬に出会えたなと今のところ感じています。


この記事を見てこの薬が気になった方は、皮膚科で相談してみるといいかもしれません。

また、酒さに関する記事を書いていこうと思います。

では。

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